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十分実力のある受験生でも
「センター試験特有の傾向」に慣れてない? |
センター試験に出題される英語は決して難解なものではなく、基礎的な学習を積んでおけば十分に対処できるものです。にもかかわらず、これまで十分に実力を身につけてきた受験生が、いざセンター試験本番になるとなかなか高得点を取れない、という実態がしばしば見られます。
その大きな原因となっているのが、「センター試験特有の出題傾向」に慣れていないという点です。逆に言えばこの冬、受験生の皆さんにとってセンター特有の出題傾向に徹底的に慣れておくことが、センター試験突破の大きなカギを握ることになります。 |
過去問演習を中心に、
本番での時間配分を意識しよう! |
| 具体的には、全6問51題(昨年本試験)という問題数を80分という限られた時間内にどういう配分で解いていくか訓練していきましょう。これには、センター試験の過去問を実際と同じ試験時間で解いてみることがベストです。また、第1問(特に「文中での単語の強勢」)や第2問(特に一般の受験単語集にもあまり載っていないような「口語的な慣用表現」)、第4〜6問(特につまずきやすい「読解問題の選択肢の英文」)といった、比較的点を落としやすい問題に重点を置いて対策しましょう。 |
今年のセンターでは、英語は易しくなり、平均点が上がるでしょう。理由は、昨年の平均点が一昨年より低かったこと。志望していた国立を諦めざるをえない受験生が続出し、国立の競争率が高くなかったこと。また、今年は大問のほとんどが簡単になる順番でもあり、条件が揃いすぎているんです。だから、結果が良くても安心せずに、二次対策に力を注ぐことを忘れずに。
志望通り国立を受験できそうな今年は、不況もあって私大の競争率は総じて高くはならないでしょう。過去問をやって相性が良ければ、上のランクでも思いきって挑戦してもいいと思います。 |
ところで、受験校の過去問はもう解いてありますね? センターが60万人が同じ問題を解く大イベントであるのに対し、私大入試は定員600人くらいのところを2000〜3000人ほどで競う小イベント。倍率も隣の3、4人を倒せばいいくらい。だからこそ、その独自の傾向や特徴をつかんでいるかが勝敗の鍵を握るのです。例えば、5校も受験するとなるとその全ての過去問をやっている人は非常に少ない。そんな余裕ないんですよね。ところが、過去問をやることで試験時間の上手な使い方を会得したり、最後に傾向に沿った有効な追い込みをすることにつながったりと、それだけで自分と同じくらいの偏差値の一、二人は確実に倒せるのです。
受験生はどうしても当初の自分の予定通りに全範囲を勉強し終えることに執着しがちです。この問題集がまだ終わってない、あの熟語集もやらなきゃ、って。ところが、その類の問題は出題されなかったりして無駄になることも少なくないんです。もはや、基礎学力をつけて偏差値を1、2上げる時期ではありません。本番を意識して、1点でも多く取るために何ができるかを考え、準備する時期です。受験は「学力」+「情報」で勝負するものですが、「情報」を整理する時期に入ったと考えてください。自分の気持ちを高めるためにも、志望校の過去問は毎日カバンの中に入れておくくらいじゃなきゃ(笑)、勝負には勝てませんからね。 |
過去問で知識の確認と定着を。
東進のセンター完成講座で総仕上げしよう! |
センター試験の問題傾向は、共通一次時代からそんなに変わっていません。過去問をさかのぼって、できるだけたくさんこなしていきましょう。その際、これまで勉強してきた文法上のポイントや重要単語の理解を確認するとともに、必ず制限時間を設けて時間配分と集中力を身につける練習をすること。目安は、現・現・古・漢を1題ずつやるのなら20分、できれば4題を80分で解く練習をしましょう。
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知識がついて問題を解くスピードも上がってきた人は、古文や漢文から解いていくというのも一つの手です。知識で解けるものを先に解いて、現代文にできるだけ時間を残すというやり方です。
本番で焦らないようにするためにも、時間配分もしっかり訓練して慣れておくことが大切。つまり、80分の中で国語の全4題をどうこなすかという自分のペースをつかむこと、古文・漢文では設問を見て何が問われているのかを判断するスピードを養うこと、この二つが本番で100%の力を出し切るための秘訣といえます。蓄えてきた知識を実際に使える力にするために、これからセンター本番までは古文も漢文も問題演習を中心に! 今はまず、どんどん過去問を解いてください。 |
試験直前はとにかく弱点補強。
生物Uが範囲の試験には要注意。 |
もうすぐ試験本番ですね。この時期にみなさんはどんな勉強をしていますか?
まさか今ごろ新しい参考書や問題集をやったりしてないよね? そんなことやっている場合じゃないですよ。試験直前は、今まで使ってきたテキストの中で、「出たら嫌だなー」と思う分野をとことん補強し、自分の弱点をできるだけ少なくしていく時期です。
国公立二次・私大など、試験がまだまだ先で、時間的に余裕がある場合は、過去問や模試の総復習をしてください。わからないところは講義のテキストでチェックする。そうやって勉強していけばいいと思います。
あとですね、試験範囲に生物Uの分野が含まれていたら要注意。なぜIBだけじゃなく、IIまで範囲にしているのか、わかりますか?
生物IIまでを範囲にしている大学は、IBはセンター試験でチェックできるので、IIに重点を置きたいんです。つまり、「分子生物」や「進化・分類」を出したいんですよ。だから勉強もIIを中心にやらないといけない。これは覚えておいてくださいね。 |
「頑張ります」と言う人はね、
結局何も頑張っていないんです。 |
この時期になると、参考書や問題集をたくさん持ち歩く人いますね。やめた方がいい。そんなにたくさんできるわけないですよ(笑)。受験を直前に控えたみなさんに言いたいのは、勇気を持って、「やらないこと」を決める!ということです。あれもこれもやろうすると、結局何も身につかない。「これとこれはもう勉強しない!」というのをまず決めて、次に、残ったことを淡々とやっていけばいいんです。
よく、「頑張ります!」と言う人がいるけどね、そういう人は、結局何をやればいいのかわかっていないんです。わかっていないから、とりあえず「頑張る」って言うんですよ。本当に頑張っている人は、具体的な計画を黙々とこなしているものです。つまり、頑張らないこと!
これが大事。旅行でも同じでしょう。何もかも持っていこうとしてもカバンに入らないんです。まずカバンの大きさを決めて、それに入るものを厳選して持っていく。受験もそう。やらないことを決めて、残ったことをやる。その勇気を持って、淡々と勉強をこなしていってほしいと思います。 |
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